インタビュー 書いたのは私です 「SOSの猿」
漫画に比べると小説のほうが、読後の余韻があとを引くというか、ジワジワ染みこんでくるものだとは思います。僕にとって小説を読む行為は、内面に色をつけていくようなイメージなんです。それくらいの効果でしかないかもしれないし、逆にそんなすごい効果があるとも言える。僕としては、「読んで面白かった、おしまい」じゃなくて、エンターテインメントなんだけど、読んでくれた人の内面に何かしら色がつくような小説にしたいと、常々思っています。
インタビュー 書いたのは私です 「SOSの猿」
漫画に比べると小説のほうが、読後の余韻があとを引くというか、ジワジワ染みこんでくるものだとは思います。僕にとって小説を読む行為は、内面に色をつけていくようなイメージなんです。それくらいの効果でしかないかもしれないし、逆にそんなすごい効果があるとも言える。僕としては、「読んで面白かった、おしまい」じゃなくて、エンターテインメントなんだけど、読んでくれた人の内面に何かしら色がつくような小説にしたいと、常々思っています。
現代ライブラリー 「死神の精度」
「今回は死神を人間っぽくしないと決めたので、死神自身は面白いことが言えない。そうなると、読者にユーモアを感じさせるには、人間との会話のズレで笑ってもらうしかない。死神はまじめに喋っているけれど、人間界の知識や語彙が不足しているためにズレが生じる。その会話を書くのはとても苦労しました。」
現代ライブラリー 書いたのは私です 『死神の精度』
『僕には、湿っぽい話や泣ける話に対する抵抗があって、意識的にそうならないようにしようとは、毎回思っています。泣ける話と面白い話は別なのに、そんなにみんな泣きたいのかなと。僕の書いているのは、ごく普通の比較的まじめな話が多くて、それを湿っぽく深刻に伝えても、読者に届かないんじゃないかという恐怖心があります。だから、カラッとしたユーモアやふざけた感じで包んで伝えたい、ということはすごく考えています。』