2006/05/24

sabra 2006/5/25号 No.009

読み手をうならせるストーリーテリングで注目の文壇の鬼才



伊坂ワールドの登場人物の重複について



『どうでもいい脇役には、必ずどんな小説でも、 「佐藤」 か 「山田」 をつける、というどうでもいいルールを決めたり、楽しみながらやっていたのですが。これもやりすぎるとカッコ悪いことなので、最近は自粛するようにしています(笑)。同じ登場人物が複数の小説に出るのは、手塚治虫的?えーっと、実は手塚治虫ファンなので(笑)。実際、 「田中」 ※1は 「ランプ」 ※2を意識しています』


  • ※1 『オーデュボン』 『陽気なギャングが地球を回す』 『グラスホッパー』 に登場

  • ※2 手塚作品のほとんどの作品に登場する悪役。本名 「アセチレン・ランプ」