2005/08/07

VERY 2005/9

BOOK navi 『死神の精度』




『僕はやくざの話がいちばん好きです。舎弟の阿久津が、藤田さんが負けるわけはないと祈るように、何かを信じている人が好きで、それが報われて欲しいと思ってしまうんですよね。現実社会では信じていることは無理だったりするけれど、小説の中くらい信じている人物がカッコよいままでいてほしいし』