ロッキング・オン
『グラスホッパー』について
『言い様によってはすごい陳腐だけれども、やっぱりそれでも何かいい言葉ってあると思うんですよ。「やるしかないじゃない、君の言うとおり」っていうその文章ができたときにすごく、小説が動きはじめたんですよ、あの小説は。三人称で書いた小説ってすごく久し振りだったんですけど、なかなか感情移入ができなくて悩んでいたところで開き直りができて』