ヒットの予感 『チルドレン』
『特定の誰かというのではなく、出てくる人がそれぞれ、自分の人生を生きている―という話が、読むのも書くのも好きなんです。そういう、"それぞれが生きている"というのを表すには、視点を変えると奥行きがでるんですね。前の話の脇役を、次では語り手にすることで、実は存在感を持った主役だということが分かるし』