2004/07/23

小説宝石 2004/8

我、この地を愛す。 仙台02 自慢話



サッカー選手となった小学校の時の友人について


「大学卒業後、サッカー選手となった彼は、仙台での試合がある時には、「仙台に行くよ」と教えてくれ、僕は試合を観に行きます。そしてそのたび、感動します。彼のプレイが、冷静で、的確で、丁寧で、小学生の時に僕たちを翻弄させていた時と同様に、堂々としているからです。快活で明晰で、人に好かれていたあの頃の彼のままなのだな、と僕は誇らしく感じるのでした。」